埼玉県滑川町

太陽光発電所への「日陰」の影響は大きい!~結局、「伐採」しかないのか?!~

今回は樹木による「日陰」の影響を受けている案件への「対応策」についてお伝えしたいと思います!

その対策はズバリ、日陰を作っている「木の伐採・剪定」です!(笑)

(「そのままじゃん!」というツッコミは止めてください・・・。結論に至るまで、他の手段も検討しましたので参考に記載します)

ポイント

対象の方:日陰にて発電量が低迷している方

内容:障害物の「伐採」およびその他検討した対策方法

「発電の障害を取り除くべきか」or「発電量の向上をすべきか」?!

さて、元々日陰が苦手なFITマン。太陽光発電事業もその「日陰」の影響で、初日から発電量の低迷に苦しんでいます。。。_| ̄|○

そこでFITマンはまず対応策として、以下の2つのどちらにするか検討しました!

(なお、FITマンはあまり現金を持っていません。。)

①日陰を作る森林の伐採(発電量低下要因の除去)

②ストリング構成の変更やパワコンの交換(発電量増強)

日陰を作る森林の伐採(発電量低下要因の除去)~色々考えても、結局これに落ち着く~

いやいや!①の一択でしょうと思われるかもしれませんが、森林の伐採・剪定って意外に高いんですよ!(伐採業者の皆さんすみませんm(__)m)

枝1本の剪定(枝落とし)で10~15万円、木1本の伐採であれば、20~30万円と言われました。。

太陽光パネル設置後だとパネルが作業の邪魔になるために更にコストが嵩み、倍程度に。。(イメージは下図参照)。

高所作業車等をレンタルするコストが高いみたいですね。。。_| ̄|○

とりあえず、今はどうしても邪魔している木を2本だけ切ろうと考えています!

それでも60万円くらい。。。_| ̄|○最初に施工業者に見積りをお願いしたら

「90万円(!)」

と言われ、腰抜かしました。

いくらパネル設置後と言っても、当初全体の整地費用だって100万円じゃんって!!(笑)。

60万円であれば、月1万円、年間12万円の発電量アップとして、5年で回収できるので、止む無しかなと。

ただ、本当に月に1万円改善するのかも未知数ですが。。。

(2本のうちの1本。パネルの上の枝や葉が気になりますよね・・)

ただし、上記結論に至るまでどうしても決心が付かず、他の選択肢が無いかも検討しました!

(ただし、断念しましたので、あくまでもご参考です)

ストリング構成の変更やオプティマイザの導入、パワコンの交換等(発電量増強)

パワコンのストリング構成の変更 ~「そんなに変わらない」と言われ断念~

前回も触れましたが、ストリング構成によっては日陰に対して非効率な発電となっているケースもあります。

例えば下のケース。横1直線のストリング構成です。

極端なケースですが、この場合、縦に伸びる陰に弱いという弱点があります!

上記の様に、例えばパネルの南側に電柱があると、太陽の位置により、このケースに該当することになると思います!

ただ、上記の様なストリング構成をする施工業者の方は通常いらっしゃらないと思いますので、

あくまでも極端なケースです。

通常は以下の様なストリング構成となり、私の発電所も以下の構成になっていました。

今回はこのストリング構成を「縦にしてみたい」と施工業者に伝えたのですが、

(↓こんな感じ)

「そんな変わらないですよ~。今の構成でもある程度影響は抑えてますよ。お金かけてまでやります?」と言われ、動揺して諦めました。。。_| ̄|○

パワコンへのオプティマイザの取付 ~パワコン全交換で150万円超!~

 FITマン、太陽光関連の情報を得るために専門誌を探していたところ、以下の雑誌を発見。

太陽光発電の専門メディア「Pveye」 

ゴロゴロしながら読んでいたところ、「オプティマイザで発電量アップ!」の文字が!思わずマジ読みしてしまいました!

オプティマイザについては以下のサイトにも説明が出ていますが、

https://solarjournal.jp/solarpower/27251/

(正直専門的なことは分からないので偉そうに言えませんが)パワコンに取付し、MPPT(Maximum Power Point Tracking)制御により、太陽光パネルからの発電量を、安定して最大発電点を追従する様に最適化する機能のことの様です。。。要は日射量の変化に迅速に対応できるか、ラグがあるか?みたいですね。とりあえず、なんか良いらしい(笑)。

ここで、話は少し深くなりますので飛ばして頂いても結構ですが、パワコンには「集中型」と「マルチストリング型」の2種類について説明します。

 違いを簡単に言うと、「異なる枚数の太陽光パネルでストリング構成できるか」です。例えば、「集中型」はパワコンに入力される各ストリングが全て同じ枚数でないと使えません(つまり20枚のパネルはOKですが、19枚だと割り切り無いので使えない)。

 一方で「マルチストリング型」は何枚でもOKらしいかつ、オプティマイザが備えているMPPTも内蔵されて、発電の最適化を行うのが一般的な様です。

 「お?マルチストリング型良いじゃん!」って思われた方もいると思いますが、もちろんデメリットもあります。そもそも「集中型」に比べて導入コストが1台あたり10万円前後高くなる可能性がある。

金額例:パナソニック「集中型」

パナソニック:マルチストリング型

※注意:あくまで金額が出ているサイトを探した結果上記を参考に記載しましたが、

出力が違う等全く同一のものを比較しているわけではありませんので、ご注意ください。

 また、そもそも、「マルチストリング型」は「集中型」対比1%程度、出力が低いというデメリットがあるようです。

 さて、難しいことは分かりませんが、とりあえず、発電量が向上するなら嬉しい!と思い、まずは施工業者に連絡。「取り扱いしたことない」とのことなので、ホームページを探して直接取り扱い業者に連絡!

「そうですね、発電量増えると思いますよー!パワコン全とっかえになるので、まぁ150万円をちょっと超えるくらいですかねー!」・・・。

いやいや、まだ新品のパワコン付いててもったいないし(※)、150万円を追加資金を出す余裕も無いし。。

10年後位にパワコンが壊れて交換する時の選択肢には入るかな。。ということで、こちらも諦めました。。

※そもそもパワコンって買取してくれる所ってあるんですかね?フリマサイトやオークションサイトに出すのが一般的なんですかね?

■まとめ

今回は伐採を選びましたが、他の選択肢とも比較して検討しましたが、正直言ってこちらも経験、知識不足で相手側の言うことが検証出来ないもどかしさが残りました。

伐採に関しても、相見積もりしているのですが、どうしても自分の中の金額イメージとの乖離が大きく、

自分で高所作業車借りてチェンソー使えるようになりたいと本気で思いました!

皆さんも、何か良い対策方法あれば教えてください!伐採にはまだ時間かかりそうなので、他の選択肢も検討したいです!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

-埼玉県滑川町